明治22年創業 木のプロフェッショナル 木造でここまで飛ばせる。「GW1600」建て方現場レポート |木のある暮らしコラム|後藤木材株式会社

column

木造でここまで飛ばせる。「GW1600」建て方現場レポート


弊社の新しい木造大空間工法「GW1600」を採用いただいた現場で、建て方の様子をレポートします。青空の下、クレーンで木材を吊り上げ、大工さんたちが手際よく組み上げていく様子は、何度見ても気持ちがいいものです。

GW1600とは?—GW1200のさらに進化した形

GW1600は、弊社が開発した木造大空間工法「GW1200」をさらに進化させたバージョンです。
GW1200は、長さ6m・梁幅120mm・梁せい450mmという、どこでも手に入る一般流通材を、金物を使ってつなぎ合わせることで、長さ12m・梁幅240mm・梁せい450mmという大断面のオリジナル構造材に仕立て上げる工法です。特殊な材料を使わず、身近な流通材を活かして大空間を実現できるのが最大の特徴で、最大12mのスパンを飛ばすことができます。
GW1600は、このGW1200の構造材に、さらに「張弦トラス(金属ブレース)」を加えることで、スパンを16mまで拡張したものです。柱の少ない、より自由度の高い大空間をつくることができます。

GW1200の詳しい構造や仕組みについては、こちらのページもぜひご覧ください。
👉 GWシステム建築について


材料の搬入

まずは工場でプレカットされた構造材を、大型のラフタークレーンで現場へ荷揚げします。
長さ6m、梁幅120mm、梁せい450mmの構造材が、丁寧に積み込まれ、次々と吊り上げられていきます。

構造材の組み立て

現場では、あらかじめ加工された構造材に、専用の金物やドリフトピンを打ち込みながら組み上げていきます。木口には接合用の金物とピンが精緻に配置されており、6m材をつないでいることを感じさせない、すっきりとした美しい構造材に仕上がっています。

2丁抱き合わせて梁幅240mm

組み立てた2丁の梁を専用のビスで規定の間隔で留めます。2丁抱き合わせることで、梁幅240mm、梁せい450mmの大断面材が完成です。

ブレース(張弦トラス)の設置

GW1600の特徴である張弦トラス(金属ブレース)も、この日の現場で設置されました。ターンバックル状の部材で構造材同士を斜めにつなぎ、スパン16mという大空間を実現するための重要な役割を担っています。

木造だからこそ、コストを抑えて大空間を

これだけの大スパンというと、鉄骨造でなければ難しいと思われがちですが、弊社のGW工法なら、木造でコストを抑えながら大空間を実現することができます。

特殊な技術は必要なく、地場の工務店の皆さまにも挑戦していただける工法です。住宅づくりで培ってきた技術を、工場・倉庫・店舗といった非住宅建築にも活かしていただけます。

木を現しにした大空間は、見た目の美しさだけでなく、断熱性や心理的な効果による快適性、そして環境負荷の低さといったメリットも兼ね備えています。工場や倉庫、店舗の新築・建て替えをご検討の際は、ぜひ木造という選択肢を思い出していただければ幸いです。

______________________________________
GW1200
・GW1600についてのご相談、事前のご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。