明治22年創業 木のプロフェッショナル 後藤木材の想い|角材の製造・販売なら後藤木材株式会社

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後藤木材の歩み

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「かくき」のはじまり

明治は西欧化で近代産業が急発展し、住宅や電柱・鉄道の枕木など、木材の需要が急速に高まった時代です。

明治22年(1889年)に後藤喜八が始めた白木商(無垢の製材品を工務店や大工に卸す仕事)が後藤木材の前身となりました。
屋号は、角材の「角」に、創業者の名前の一字を取って「かくき」

実直な商売と品質の高さが評判になり、2代目、3代目と事業を拡大していきます。
現在は、7代目。「不易流行」の経営で、先代の思いを忘れることなく、創業以来130年余りこの屋号を守り続けています。
(写真最前列右端の洋装の男性が2代目後藤喜八)
後藤木材株式会社

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高度経済成長とプレカット

戦後の高度経済成長とともに、住宅の着工数は右肩上がりに増えました。しかし、木材貿易の自由化がスタートして安価で質の良い輸入材が増えたこと、鉄骨や新建材を利用した量産型住宅が人気になったことから国産材の消費は落ち込みます。

高品質、かつ暮らしの近代化に対応する住宅を、効率的に建てることが求められる状況に合わせて、後藤木材は木造軸組プレカット加工生産をいち早く事業化します。
材料の選定から一棟ごとの構造設計、精度の高い商品づくりに邁進し、今では年間1,000棟超の木造建築構造が工場から出荷されています。

さらに新建材や住宅設備機器の販売、公共床工事、サッシ工事、外壁工事など、工務店や大工などお客様のニーズに応えながら事業を多角化していきました。

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地震に強い建築部材の追求

1997年の阪神淡路大震災以降、木材業界は木材部材の性能向上、構造設計の技術向上、高耐震木造建築の開発が求められました。

後藤木材でも木材部材の破壊試験を繰り返し行って構造設計技術を磨き、高耐震建築部材の開発を進めてきました。
これらの実績から建築士、ゼネコン、ビルダー、工務店、大工といった幅広いお客様から木造建築構造の構造設計と製造を任されています。

木造建築の種類も、住宅だけでなく、工場、社屋、官庁、店舗など幅広くご依頼をいただけるようになりました。

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圧密技術で国産材の利用促進へ

2000年頃からは日本の国産材利用率の低迷と、それに伴う荒れた森林の増加が問題視されるようになりました。地球温暖化防止や森林流域環境の保全の面でも、植林・育林・伐採・木材利用の循環を守ることが大事だという認識が広がっていきます。

木造建築構造をはじめ、フローリング、壁材、デッキ材、家具にも国産材の利用を促進する取り組みが加速しましたが、国産材の代表格であるスギやヒノキには「柔らかく変形しやすい」という欠点がありました。

後藤木材はその課題を克服するため、圧密技術という木材改質技術を開発し、圧密加工で硬く改質されたスギやヒノキをフローリングや家具部材として全国に普及してきました。北海道から九州まで各地の地域産材を利用し、庁舎や学校など多くの重要建築に携わっています。

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カーボンニュートラルな社会への挑戦

このまま有効な温暖化対策をとらない場合、21世紀の後半には地球の平均気温は最悪4.8℃上昇すると予測されています。

これに対して、「カーボンニュートラルな社会」を達成するために多くの業界が動きはじめています。
後藤木材では、木材の部位ごとの特徴を見極め、適材適所に活用することで木材の多段階利用をして、無駄なく、無理なく、社会や経済、地球環境にとって意味のある木材利用を進めています。

そのためには、幅広い商品開発・サービス開発が必要ですので、林産地の製材企業、森林組合、行政、宿泊施設など、様々な業態・業種の方と連携しながら挑戦を続けています。

暮らしや働く環境など身近なところから変えていくことも、カーボンニュートラルな社会への第一歩です。
住まいの断熱性能や効率の良い設備機器によるエネルギーの効率化、再生可能エネルギーの提案など、木材の枠を越えた提案で、人にも地球にも優しいカーボンニュートラルな社会の実現を目指してまいります。

企業理念

木質建築の可能性を拡げ カーボンニュートラルな社会の実現に資する
先進的かつ高品質な商材を トータルに提案・提供する事業会社となる
×
我々の事業にかかわる人々の人生が 豊かになる事業会社になる

代表挨拶

後藤木材は木材製品の小売業として創業して以来、二回の世界大戦、恐慌、戦後復興、高度経済成長、木材貿易の自由化、天災など、さまざまな歴史的出来ごとに直面してきました。
木材が重要な資源として重宝された局面があれば、「木材は弱い、燃えやすい」「木材利用は環境破壊になる」といった負の認識が広がる局面もありました。

近年は、木材を計画的に伐採して都市で利用し、同時に新たに苗木を植えて森林を育てる循環が、地球温暖化の防止と森林流域の環境保全に大きく貢献すると世界的に認識され始めました。徐々に、様々な技術を融合し、木材利用を推進する機運が高まっています。また日本では、木材利用だけでなく、観光、教育、医療業界を巻き込んで森林空間を利用し、新たな産業を構築すべく取り組みが始まっています。

こうした状況下で、後藤木材は受け身にならず、常に先導的、能動的に商品開発・事業開発をし、時代を先取りした木材事業を展開しています。その中で一貫して抱いてきたのは、「木材は我々が知り得ない可能性をたくさん秘めている」というワクワクする思いです。

直近では、「木質建築の可能性を拡げ、カーボンニュートラルな社会の実現に資する、先進的かつ高品質な商材をトータルに提案・提供する事業会社となる」ことを目指し、木材の弱点となる性質を改質する事業、都市建築の木造化事業などに力を入れています。10数年後には、”10階建の建物は木造建築” ”宇宙基地のメインフレームは木材”という世界が当たり前になっているかもしれません。

また「クアオルト健康ウォーキング」という、気候と地形を上手く利用して森林浴をしながら、自分の年齢や体力にあった脈に制御し、軽い運動をする療法を切り口に、新たな森林サービス産業の創出にも取り組んでいます。山や立木に、違った切り口から関わることも探りながら、「生活に木材を取り入れたい」と思っていただけるような活動も展開していくつもりです。

我々の事業に関わる人々の人生が豊かになる事業会社を目指し、様々な業態・業種の方と協業し、我々の社会的責任を自覚しながら、木材業が今の時代の最先端と認識されるよう取り組んで参ります。

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