明治22年創業 木のプロフェッショナル 県産材で挑む木造大空間。丸和建設様「Msmile」でGW1600を公開しました |木のある暮らしコラム|後藤木材株式会社

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県産材で挑む木造大空間。丸和建設様「Msmile」でGW1600を公開しました

10月8日(木)、美濃加茂市で建設中の丸和建設様の多目的施設・トレーニングジム「Msmile」にて、GWシステム建築の構造見学会を開催しました。GW1200とGW1600を採用した物件を、完成前の構造が見える状態でご覧いただける貴重な機会です。

岐阜県産材を80%以上使用した先進的な木造施設

Msmileは、令和8年度「ぎふ県産材利用促進施設等整備事業」に採択された物件です。県産材を80%以上使用し、先進的な構造であるGW1600を採用しています。

建物の概要は次のとおりです。

  • 構造:在来軸組工法・平屋建て
  • 延べ床面積:457.93㎡
  • 最大スパン:10.01m
  • 壁構面(一部):Aパネ(36mm厚CLT)を採用

GW1200とGW1600、2つの構造を同時に体感

GW1200は、長さ6m・梁幅120mm・梁せい450mmの一般流通材を金物でつなぎ、長さ12m・梁幅240mmの大断面構造材に仕立てる工法です。GW1600は、それに張弦トラス(金属ブレース)を加えることで、スパンを16mまで拡張した進化形です。

なお、この建物の最大スパンは10.01mです。GW1600は最大16mまで飛ばすことができる工法で、本物件ではGW1200とGW1600の両方を採用しています。

見学会の会場では、木の梁がむき出しの天井に、細い金属のブレースが走る様子を間近でご覧いただけました。見上げると、梁と梁の間を張弦材が斜めに渡り、木と金属が一つの構造としてまとまっているのがよくわかります。柱のない広々とした空間と、現しの構造美が両立している点に、多くの方が足を止めて見入っていらっしゃいました。

外観は足場とシートに覆われた施工中の姿でしたが、来春のオープンに向けて工事が進んでいます。

8社15名にご参加いただきました

当日は午前・午後の2回開催し、合計8社15名の方にご参加いただきました。

  • 10:00の回:4社 9名
  • 13:30の回:4社 6名

13:30の回には、岐阜県 林政部 県産材流通課から2名の方もお越しくださいました。県としても、GWシステム建築のような先進的な構造に注目されており、この施設を多くの方にご覧いただくことで、岐阜県産材と、その流れにある製材・加工まで、地域全体が盛り上がることを期待されています。

住宅の技術を、非住宅へ

GWシステム建築は、特殊な材料や技術を必要とせず、地場の工務店の皆さまにも挑戦していただける工法です。住宅づくりで培った技術を、工場・倉庫・店舗といった非住宅建築に活かすことができます。

今回の見学会を通じて、「木造でもここまでできる」という手応えを、実物でお伝えできたのではないかと思います。ご参加くださった皆さま、そして現場をご提供くださった丸和建設様に、心より御礼申し上げます。

GWシステム建築についての詳細は、こちらのページをご覧ください。

https://www.houscrum.co.jp/wood-structure/