明治22年創業 木のプロフェッショナル FSC認証材をどう普及させる?「東白川活動検討会」に参加しました |新着情報|後藤木材株式会社

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FSC認証材をどう普及させる?「東白川活動検討会」に参加しました

「東白川活動検討会」
日程 6月3日 9時~18時、6月4日 9時~12時

会場 東白川村 はなのき会館

参加 26名

FSC認証材普及推進協定者(8者)

東白川村役場・東白川森林組合・東白川製材協同組合・㈱山共

後藤木材㈱・㈱山西・㈱エコ建築考房

公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパン + FSCジャパン・バードリサーチ 
 
 

FSC認証材をどのように普及させていくのかを検討するにあたって、WWFジャパンの若手が多く参加され、ご意見を伺いました。
東白川の母樹林公園(FSCの森)を見学し、母樹林は、2段林になっていることを確認しました。上層が背の高い針葉樹。下層が背の低い広葉樹。2段になることで、雨が地面に到達する速度も調整され、水源の涵養(かんよう)能力を発揮します。飛騨五木も植えられていました。そうした生物多様性についても深い関係があるといった背景から具体的にアクションをどのように進めていくのかを話し合いました。
 

世界では環境に関する問題が山積されています。(異常気象・汚染・生物多様性・CO2排出など)
森林は木材を生産するだけの価値ではなく、生物多様性やCO2吸収する価値もあり、FSC認証という世界基準で整備された山を活かすためには川上・川中・川下が密接に連携する必要があることを確認し、具体的なアクション案を次の通り示されました。

  1. 小中学校机プロジェクト
  2. 野鳥のモニタリング
  3. 川の検討会
  4. ES認証専門家勉強会
  5. 12月に次年度計画及び予算の策定

非常に長時間ではあったが活発な意見も出て、その場だけの意見交換会ではなく具体的なアクションプランまで話し合えた有意義な時間でした。