私たち後藤木材の屋号は、四角の中に「き」の字を入れたもの。「かくき」と読みます。白木商の創業者・後藤喜八の「喜」と角材の四角を組み合わせたものだということです。
私たちは1889年(明治22年)の創業以来120年にわたり、この屋号を大切にしてきました。今も当社を「かくき」さん、縮めて「かっき」さん、「かっきごとう」さんと呼んでいただけるお客様がいらっしゃいます。
また現在では、この「かっき」から「活気」。更に変化させて「活木」とし、木を住まいづくりに活かすイベント「活木フェア」の名称となっています。先人達が築き上げてきた信頼の屋号を大切に守りながら、新たなお役立ちの意味づけを盛り込もうとしています

白木(製材品)を商う材木屋として出発した当社は、常に堅実な経営を心がけてきました。「相場を張る商売はするな」というのが創業者以来の家訓です。投機的な相場で一度に大きな利益を求めるのではなく、小さくとも地道に一つ一つの取引を大切にする経営に徹しろ、という教えでした。
創業者から三代目までの社長を支えた森島徳重という大番頭がいました。でっち奉公の風習が残っていた時代のことです。会社に住み込むでっちさん達に、店の周りの掃除から読み書きにそろばん、あるいは礼儀作法と、商売人の基本を叩き込みました。仕事一筋まじめに、日常生活では質素倹約に徹する。創業者の精神を森島さんが次の世代に伝えてくれたのです。
こうした気質は、「始末をきちっとする」ことにも反映されています。在庫やお金の管理はきっちりと正確にする。倉庫は整理整頓をし、配送のトラックは常に清潔にしておく。今でも、整然とした私たちの倉庫を見て驚かれることがあります。細部までおろそかにしない姿勢は、先輩たちが取引先の皆様と築いてきた信頼の基盤になっています。


















